風速30m/s、水量240mm/hという、台風やゲリラ豪雨でも水の浸入を許さない給気部材です(当社実験結果による)。その秘密は、風速10m/sで作動する「WATER STOP」。これが、吹き付ける雨水をシャットアウトします。
狭小住宅などのデザインでよくみられる、軒のない(または短い)「軒ゼロ住宅」は、従来の軒天からの換気ができません。
「エアーフレッシュ」は、軒のありなしに関係なく、軒先から換気ができる画期的な給気部材です。野地板の下に空気の流れを作ることで小屋裏の湿度を下げて結露を防ぎ、住宅の劣化を抑えるのに貢献します。
省エネで快適な住まいづくりや住宅の長寿命化に寄与する「棟換気」との併用を、お勧めいたします。
火災時に熱膨張材で給気経路を閉塞する防火仕様
発泡温度や発泡倍率などをチューニングしたオリジナル配合の熱膨張材を用いることで、火災の際に給気経路を熱膨張材で閉塞することができます。給気経路の閉塞試験では、公的試験機関で行う屋根材の不燃試験と同じ条件の750℃、20分の電気炉試験で給気経路の閉塞状況を確認しています。
火災時に閉塞を妨げない「S型フラップ」
火災時に、フラップが熱膨張材の閉塞を妨げない特別な形状フラップ「S型フラップ」を開発。特許を取得しているのトーコーオリジナル技術です。
熱膨張材を入れても高い水密性はそのまま、換気欠損もなし
元来高い水密性を誇るエアーフレッシュ。熱膨張材の導入、フラップの形状変更でも水密性はそのまま。換気欠損もありません。
加熱前の状態
加熱後フラップが降下
熱膨張材が膨張、開口を閉塞
近年は「ゲリラ豪雨」などの脅威的な雨が各地で頻繁に起きていますが、エアーフレッシュは、風速30m/s、水量240mm/hの状況でも水の浸入が認められませんでした(当社実験結果による)。
その秘密は、風速10m/sで作動する「WATER STOP」。吹き付ける雨水をシャットアウトします!
コロニアル
平板瓦
金属屋根
下記の「施工前の注意事項」は、設計段階での考慮が必要となる場合があります。設計会社様および施工会社様と事前に打ち合わせされることを、おすすめいたします。
野地の出の確保寸法は最終壁面より下記の出幅を確保してください。短かったり、長かったりしますと外壁材が入らなかったり隙間が空き止水性能に問題が生じます。
設置前に軒先の開口幅の確認をお願いします。下図のように高さ12mm以上をとってください。当寸法の開口がない場合は十分な換気が取れません。
防水シートを張り上げる際、シートが開口を塞がないように張り上げてください。防水シートの頂部は両面テープで留めつけてください。防水シートが開口にかぶると音鳴の原因となります。
●出隅コーナー
品 番…R-AFCD
※緩勾配仕様 R-AF05SD
※急々勾配仕様 R-AF11SD
入 数…4個入
●入隅コーナー
品 番…R-AFCI
※緩勾配仕様 R-AF05SI
※急々勾配仕様 R-AF11SI
入 数…4個入
●ジョイント
品 番…R-AFJP
※緩勾配仕様 R-AF05SP
※急々勾配仕様 R-AF11SP
入 数…10個入
●エンドキャップ
品 番…R-AFEND
入 数…5セット入
●壁際ボックス
品 番…R-AFB
※緩勾配仕様 R-AF05SB
※急々勾配仕様 R-AF11SB
入 数…4個入
Q.エアーフレッシュと軒先水切(唐草)をつなげて使用することは可能ですか?
A.つなげて使用することはできません。
エアーフレッシュは軒全体(端から端まで)で使用してください。
もし、軒先水切(唐草)をつなげて使用した場合、漏水などの原因になる可能性があります。
Q.エアーフレッシュを施工する際の注意点はありますか?
A.カタログP.23の「エアーフレッシュをご使用される時の注意点」をご参照ください。
さらに下記の注意点も参照ください。
①施工時にフラップが稼働するかご確認ください。
②地面に対し本体が水平になる様に取付してください。
Q.エアーフレッシュは準防火地域・22条地域に使用できますか?
A.ご使用いただけます。
エアーフレッシュは軒先からの給気部材となります。屋根材の一部のため、法的規則はございません。
設計・施工の際に必要となる資料は、こちらからダウンロードいただけます。
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