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事業所内保育への想い

On-site childcare

01TOKO KIDS BASEについて

弊社では、かねてより計画していた事業所内保育所「TOKO KIDS BASE」を2022年6月に開園いたしました。
弊社事業である住宅建材の首都圏における生産・物流拠点として稼働している埼玉工場敷地内に位置し、弊社従業員のお子様を中心に近隣地域のお子様もお預かりしています。

事業所内保育への想い

弊社では以前から事業所に隣接した場所で従業員の子供たちを保育したいと思っていました。
その理由は、子どもを預けている保育士さんが同じ従業員という安心感と、もし子どもに何かあってもすぐにかけつけられるという安心感。この2つの安心感はやはり「事業所内保育所」を設置することでしか得られないものだと考えています。
また、社会全体の課題となっている就業者数の減少。
これからは男性、女性問わず役割に応じて活躍する場をつくることが企業にとって必要だと言われています。ただ、2021年時点で日本のジェンダーギャップ指数は120位/156か国中と、先進国の中で最低レベルとなっています。
事業所内保育は、この大きな課題にも向き合えるものであると信じています。

保育に関する社会問題と私たちに出来ること

【待機児童問題】
この数年で待機児童は急減したと言われているなかで、実際には第1希望の保育園に入園できないなどの理由で入園待ちをしている「隠れ待機児童」がおり、厳密には待機児童問題は解消されていないと言われています。
「隠れ待機児童」は、自宅や職場から近いなどの理由で特定の保育所のみを希望したり、保護者が育児休業中であったり、求職活動をやめていたりし、潜在的に「待機状態」となっている児童のことを指しています。

この問題に対し私たちができることが、事業所内に保育所を設置すること。従業員のお子様を優先的にお預かりしていくことにより、「新たに就職」し、「職場の近く」で子どもを預けることができ「隠れ待機児童」が発生する理由の解消に繋がればと考えています。


【保育のニーズと供給】
近年、事業所内に保育所を設置する企業が増えています。先に挙げた待機児童を減らすための施策として国も後押ししてきました。しかしながら、子どもを預けたい側のニーズと保育所を供給している企業の考えには少しギャップも存在しているようにも感じます。例えば、オフィスが多い東京都心部に事業所内保育を設けても、自宅から乳幼児を電車でそこまで連れていくことが出来ないという問題が出てくると考えています。

この問題に対しては、当社工場が郊外に位置し、従業員は普段から車で通勤しているということで解決できることだと思います。わざわざ子どもを保育所に預けにいく、迎えにいくという保護者の負担軽減になり、より利用しやすい保育所になっていると考えています。

このように、いくつかの社会問題解決に繋がるとともに、従業員満足にもつながると考えております。会社に勤めていながら、お昼ご飯を子供と一緒に食べたり、一緒に過ごす時間が増えることはとても素敵なことだなと想いを馳せています。

以上

代表取締役社長

西田 敏典

02TOKO KIDS BASE
先生インタビュー

TOKO KIDS BASEで保育を担当している先生のインタビュー。
2018年に弊社は埼玉県東松山市に埼玉工場(1期工事)を建設しました。 そして2022年に第2期工事として工場拡張を行い、同時に建設したのが、TOKO KIDS BASEです。
TOKO KIDS BASEは事務所内保育所で会社の中にある保育施設です。この事業所内保育所の特徴を、園長先生に伺いました。

インタビュー内容

TOKO KIDS BASEには3人の先生が所属されています。左から、かみと先生、こくぼ先生、えはら先生です。
かみと先生にTOKO KIDS BASEの環境についてお聞きしました。

TOKO KIDS BASEは「事業所内保育所」ですが、保育施設のある会社で働くことの良さ・メリットを聞いていきたいのですが、まずはかみと先生の事をお聞かせください。

ハイ、かみとひとみと申します。学校を卒業してすぐに幼稚園で約8年働いて、その後に院内保育所と小規模保育園合わせて6年半働いた経験があります。

一般の幼稚園や保育園で働いていらっしゃったということですが、事業所内保育所の良さは保育者からみてどのような事があると思われますか?

やはりイレギュラーな事もたくさん起こると思うんですけれども、そういう時に保護者様の判断をいただかなければならない時に、就業場所と保育所が近いと保護者様に早く判断してもらえるので保育者としてとても心強いです。

確かに保護者の方だけじゃなく、預かっている方も助かりますね。保護者にとってのメリットはありますか?

やはり就業場所と保育所が同じ場所なのでそんなに時間を気にせずに働くことができるのでそこが保護者様にはいいと思います。

なるほど、時間を気にしてバタバタしている場面をドラマでもよく見ますが、実際にも多いんですね。ほんとにこれだけ近いと、お子さんにも非常に良い環境だと思います。

本当にそう思います。お子さんの大切な成長時期に保護者様がいるいい環境で保育ができるという事は良いと思います。

保育園の目指すものとして「健全なこどもは健全な環境が創造する」というテーマを掲げていますが、この保育所をどのような保育所にしていきたいと考えていらっしゃいますか?

やはり保育所と保護者様が近くにいるという、とても健全で安全なところで保育ができるので、子供たちも心豊かに育っていけるように保育者全員で頑張って行こうと思います。

最後の質問にしたいと思いますが、この記事を見て、この環境で働きたいと思っていらっしゃる保護者様に一言お願いいたします。

保護者様たちが充実した子育てができるように私たちもがんばって育児を支援させていただきたいと思っております。

今回TOKO KIDS BASEで取材させていただきましたが、近くに保護者様がいると保育者、保護者様何よりお子さんと多くのメリットがあることがわかりました。また、保護者の方が安心して働ける環境は仕事の効率も上がり企業側にとってもメリットがあリ、働き方改革の観点からも注目すべきモデルケースかもしれません。

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